練兵技術の対○兵特訓は具体的にどのような効果があるのか検証してみる
騎兵の訓練所にある対歩兵特訓などの、特定兵種に対するステータス上昇技術ですが、英雄にも効果があるという噂があり、実際に検証してみました。
今回の検証は、ソニアを使用します。
敵のステータスがこちら
ソニアの攻撃力843(バフ込み)
兵士の攻撃力931+372=1303(バフ込み)
敵の防御力416
敵の兵士の防御力(251+126)×1.18=444.86
また、対歩兵訓練はLV10の状態です。
この状態でソニアの兵士がどの程度ダメージを出せるか確認します。
ダメージは755となりました。
ダメージを出す計算式は下記の通り。
(攻撃力(バフ、英雄補正込)×相性補正-防御力)/2=ダメージ
色々試した結果、対歩兵訓練のステータスアップは、相性補正の倍率を加算するもののようなので、その前提で進めます。
今回は相性補正を算出したいので下記の計算式を使用します。
相性補正=(ダメージ×2+防御力)÷攻撃力(バフ、英雄補正込)
相性補正=(755×2+444.86)÷1303≒1.5
騎兵と歩兵では、通常相性補正が1.2なので、相性補正が+30%になっているのが確認できました。
次に、敵の部隊長に対して攻撃してみます。
ダメージは574となりました。
補正=(574×2+416)÷1303≒1.2
兵士対兵士と違って、兵士対部隊長では通常相性補正の20%しか乗っていませんでした。
次に、英雄の攻撃はどうなるか見てみます。
ダメージは410となりました。
補正=(410×2+444.86)÷843≒1.5
対歩兵訓練の補正が乗っているようです。
ちなみにこの時兵士は全滅しているのですが、全滅していても効果はあるようです。
同じように、部隊長への攻撃も見てみます。
ダメージは298でした。
補正=(298×2+416)÷843≒1.2
予想通りですが、対歩兵訓練の補正が乗っていませんでした。
兵士がいなくても効果があるということは、騎兵の英雄なら、騎兵の兵士を率いていなくても効果があるのではないかと思い、試してみました。
ダメージは283となりました。
補正=(283×2+444.86)÷843≒1.2
対歩兵訓練の補正が乗っていませんでした。
結論として、対歩兵訓練などの特定兵種に対する補正は、
敵の兵士に対してのみ効果があり、敵の部隊長に対しては効果がない
英雄から敵の兵士に対しても効果がある
訓練の効果が発動する兵士を率いていれば、兵士が全滅しても効果がある
と言えるでしょう。
兵士の攻撃が、敵の兵士に対しても敵の部隊長に対しても効果があるのが普通のように思えるのですが、検証した結果ちょっと逆で、英雄と兵士の攻撃が敵の兵士にのみ効果があるという感じで、よくあるバグのように思えます。まぁ今まで問題になっているような感じもないので、誰も気にしていないんでしょうね。
とはいえ、この仕様を知っていればうまく活用できる場面もあるのではないかと思います。
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