ダークエルフアーチャーの「HPが100%の敵を攻撃する時」とは
今回はダークエルフアーチャーの特殊効果を検証したいと思います。
ダークエルフアーチャーの特殊能力は、HPが100%の敵を攻撃する時、攻撃力と防御力がLV最大の時で45%UPするというものになります。
まずは、これがちゃんと効果を発揮しているか確認します。
今回検証に使用する部隊はこちら。
リファニーのダークエルフアーチャーは、攻撃力523の英雄補正40%、防御力224の英雄補正10%。LV5なので特殊効果が発動すると攻撃、防御が+27%になります。暗影攻撃はLV10なので、効果が発動すると攻撃、防御が+20%になります。
敵部隊の兵士(精鋭エルフアーチャー)は、攻撃力515+257=772、防御力218+109=327で、特に他に特殊効果もないので、計算時はこのままの数値を使用します。
この状態で、こちらから攻撃をしてみます。
与えたダメージは374、受けたダメージは204となりました。
攻撃のステータス補正を計算します。
(523*ステータス補正*1.4-327)/2=374
ステータス補正=(374*2+327)/1.4/523≒1.468
ステータス補正が約47%ついているので、おそらくダークエルフアーチャーの27%と、暗影攻撃の20%が乗っていると思われます。
次に防御のステータス補正を計算します。
(772-224*ステータス補正*1.1)/2=204
ステータス補正=(204*2-772)/-224/1.1≒1.477
こちらも大体47%乗っているようです。
次に、同じ部隊から攻撃を受けてみます。
与えたダメージは301、受けたダメージは229となりました。
攻撃のステータス補正を計算します。
ステータス補正=(301*2+327)/1.4/523≒1.268
ステータス補正が約27%乗っているので、暗影攻撃は乗っていませんが、ダークエルフアーチャーの特殊効果は乗っているようです。
防御も計算してみます。
ステータス補正=(229*2-772)/-224/1.1≒1.274
こちらも同様に、ステータス補正が約27%乗っているので、暗影攻撃は乗っていませんが、ダークエルフアーチャーの特殊効果は乗っているようです。
結論ですが、ダークエルフアーチャーの特殊効果は、攻撃するときだけではなく、攻撃されたときも発動するようです。「HPが100%の部隊と戦闘する時」というのが正しいような気もします。
ただし、ダークエルフアーチャーはHPと防御力が非常に低いので、耐久性に関してはそこまで変化はないような気がします。影響が大きいのは、魔弓持ちのダークエルフアーチャーに対して、飛兵がHP100%の状態で攻撃したときでしょう。
以前飛兵で火弩スナイパーに攻撃して返り討ちにあった動画を紹介しましたが、ダークエルフアーチャーについても警戒は必要そうです。
ディスカッション
コメント一覧
毎回素晴らしい検証ありがとうございます。今度はロックゴーレムの効果を是非確認してほしいです
コメントありがとうございます。
時間があれば検討させていただきます。
また、ロックゴーレムについてなにか気になることがあれば教えていただけると、記事作成時の参考になるので助かります。
ロックゴーレムは使ったことがないので、いまいちよくわからないもので。。
気になるのはロックゴーレムの効果と、槍兵のスキルで作戦続行の効果が重なっているのか。HP満タン時から攻撃されてロックゴーレムの効果範囲のHP以下になってから効果があるのか、それかHP条件を最初から満たしていないと効果がないのかわかれば助かります。
ロックゴーレムの効果と、作戦続行の槍兵のス効果は重複しているか。
またロックゴーレムの効果はHP条件を満たした状態で攻撃されて効果があるのか、それとも満タン状態で攻撃されてHPが70%以下になっている間(戦闘中)も効果があるのか。が気になります。
今まで色々見てきた感じだと、戦闘中にダメージが変わるというのを見たことがないので、戦闘中にHPが減って条件を満たした時点から効果が発動するということはおそらくないとおもいます。
作戦続行と重複するかは確かに気になるところですね。時間があったら検討してみます。